昔からお付き合いのあるお客様からのご紹介で、仕事で使う車のエンジンがかからないので直してほしいとのご依頼がありました。
診断をすすめていくと、燃料ポンプが作動していなくて、エンジンがかからなかったようです。
エンジンをかけるためには、空気と火種と燃料が必要です。燃料ポンプは燃料タンクから燃焼室に燃料を送るための大事な装置です。燃料ポンプが故障するとエンジンにガソリンを送ることができなくなるので、エンジンがかからなくなるのです。
今回は中古部品の燃料ポンプを手配することにしました。
画像の左側が中古部品です。右側が故障していた燃料ポンプです。見た目ではわかりませんが、電気を流してもモーターが動かなかったので、内部のモーターが故障していると判断しました。
矢印の部分が燃料ポンプの場所です。下廻りの部分なので、取付ボルトが錆びて取れにくくなっていたので、慎重に取り外しました。取り外すときは燃料ポンプからガソリンが流出しますので、しっかり燃料の圧力を逃がしてから作業しました。
部品を取り付け、燃料ポンプの作動音を確認して、エンジンをかけたら無事エンジンがかかりました。
お仕事で使うお車との事でしたので、バッテリーも点検しました。健全性が少し低めなので、充電して回復するかチェックします。
バッテリーを充電したら、充電量も回復したのでご納車させていただきました。
自動車のエンジンがかかるためには、さまざまな部品が正常に動く必要があります。使いたいときに突然エンジンがかからないと困りますよね。何か今日いつもとエンジンの音が違う感じがする、いつもよりエンジンがかかりにくい感じがするなど、普段と何か違うなと感じたときは、お早めにご相談ください。
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